わたしとインターネット
はてなインターネット文学賞「わたしとインターネット」
わたしにとってのインターネットは少し前までは
色々な世界に触れることのできる素敵なもの、憧れのものでした。
自分のiPhoneで画面から色々なものに関心を持ったり、考えたり
楽しんだり、学んだり、感動したり、、、
だけど、今は少し違います。
わたしの言葉がこうして読んでもらえることは嬉しいことです。
顔も名前も知らないあなたに読んでもらえる。
もしかしたら、わたしの言葉に共感してもらえるかもしれない。
あなたも同じことを考えていたかもしれない。
嬉しい言葉をわたしにくれるかもしれない。
その反対に、全く思うことが違ったら?
顔も名前も知らないあなたが、わたしの言葉を不快に思ったら?
言葉を思うままわたしにぶつけてきたら?
今のわたしにとってのインターネットは、少し怖いものです。
少しではないかもしれません。
顔も名前もわからないことをいいことに
様々な言葉を相手のことを考えず、指一本で。
人の全てを肯定しよう。
そんなことは言いません、思いません。
私たちはもちろん違う人間です。
考えも、感じ方も、いいと思うことも、あまり好まないことも
当たり前です、違っていいはずです。
だけど、
傷つけていい理由には、ならない。
思ってもいいから飲み込んで。
そんな言葉を打つ指も見る眼も可哀想
好きなものだけ見て、素敵な言葉だけ発信して。
インターネットは嫌なことをするためにあるんじゃない。
顔も名前も隠して自分は守って他人の心に傷をつけるな卑怯者^^